EPA-style通信

どうしても「肉が食べたい」方へ

食生活の欧米化

肉食はアラキドン酸が増えるといわれますが、実は肉そのものにアラキドン酸がたくさん含まれているわけではありません。肉を料理するときに使う植物油に体内でアラキドン酸に変わるリノール酸という成分が多く含まれているのです。
魚料理は刺身、塩焼きや煮物など、油をほとんど使わない調理法がほとんどですから、フライなどにしない限り、自然と油の量を抑えられます。

むしろ肉食で気をつけなければならないのは、肉についている脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれているという点です。
飽和脂肪酸は高い温度でないと溶けず、常温ではかたまるという特質を持っています。牛肉や豚肉の脂身をイメージするとわかりやすいでしょう。これらの脂肪を摂ると、体内では溶けずにかたまり、悪玉コレステロ―ルのもととなります。これは毛穴の中でもかたまるので、吹き出物ができやすくなります。

飽和脂肪酸はバターやラード、牛や豚の脂身など動物性の脂や、ココナッツ油やヤシ油など一部の植物油に含まれています。これらを取り続けると、コレステロールは増え続け、動脈硬化を悪化させるもとになります。
肉を食べ続けている限り、血液のドロドロ度は増すばかりなのです。

さて、どうしても「肉が食べたい」ならひと工夫しましょう。

ステーキよりは焼肉、焼肉よりはしゃぶしゃぶをおすすめします。
しっかり焼いて焦がしたステーキは、短命への道まっしぐらです。肉自体が悪玉コレステロールを多く含んでいる上、悪玉脂肪のアラキドン酸系の油を使って焼いたステーキは、まさに悪い油のかたまりなのです。
さらに、焦げには発ガン性物質が含まれるので、ガンになるリスクもグンとアップしてしまうのです。

それでもステーキを我慢できないのであれば、せめて焼くときの油を善玉脂肪のEPA系の油にしてください。
または青魚を一緒に食べて、トータルの脂肪摂取量の中で悪い油の比率を少なくしましょう。ポイントは、肉を食べる前に魚を食べておくことです。

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